2022年11月11日に発売したタクティクスオウガ リボーンで登場するキャラクターを紹介します。
キャラクター名とイラスト
ハボリム ヴァンダム(Hobyrim Vandam)/ 剣士ハボリム
盲目の剣客 ヴァレリア島の人間ではなく、大陸からやって来た異国人らしい 暗黒騎士団とは何らかの因縁があるようだが、その過去については一切語ろうとはしない
キャラクターボイス
CV:東地 宏樹さん
ドットキャラと初期エレメント
自軍加入タイミング
Cルート → CHAPTER.3 バハンナ高原での戦いでバトル終了まで生存させていた場合
Nルート → CHAPTER.3 クァドリガ砦の戦いでのバトル終了後の会話にて、またクァドリガ砦の戦いに赴かなかった場合は、のちの港町ゴリアテの戦いでのバトル終了後の会話にて
Lルート → CHAPTER.3 古都ライムでの戦いでバトル終了まで生存させていた場合
専用クラス
特になし
キャラクター紹介文の変遷
ウォーレンレポートの中にある人物という項目にて、キャラクターのイラスト及びゲームの進捗に応じた紹介文が掲載されている。
以下に、これまでのゲームプレイで確認することができた紹介コメントをCHAPTERやルートを分類した状態で転載。
CHAPTER 3
L(ロウ)ルート 古都ライム 解放作戦後
CHAPTER 4
L(ロウ)ルート フィダック城 解放作戦後
元ロスローリアンのソードマスター ローディス人
ローディスの実力者・ヴォグラス准将の次男
暗黒騎士バールゼフォンの実弟でもある
“剣聖”の称号を持つ
父殺しの罪により目をつぶされ国外追放の処分を受ける
しかしこれは冤罪であり、真犯人である兄・バールゼフォンの命を狙いヴァレリア島を訪れた
暗黒騎士オズマはかつての婚約者である
プレイヤー目線のキャラクター評
盲目の剣客というキャラクター設定が、座頭市のイメージそのものである
座頭市本人は、わずかながら明暗程度は判別できるようだが、ハボリムの視力は光を奪われたという記述があるため、完全に見えない状態である可能性が高い
それでもハボリム自身が話すように、並の兵士よりも役にたつという実力の程は、視覚を除く4感(聴覚、臭覚、味覚、触覚)が著しく研ぎ澄まされているであろうこと
そして、ラームズ家の次男として、長兄であるバールゼフォンと並び剣士になるための鍛錬をしていたことに加え、ヴァレリア島に訪れる以前に、視力がほぼない状態での剣術・戦い方を身につけるべく、我々の想像も絶するような苦労を積み重ねてきた賜物だ
悲劇的な人生を送ることになったきっかけをもたらした実兄バールゼフォンへの恨みつらみは、当然ながら深くハボリムの心に刻み込まれているものだろうし、ヴァレリア島にわざわざ足を踏み入れたことも、復讐、父への仇なしたものへの報復行為以外にないだろう
おそらくハボリム自身が酷い仕打ちを受けた直後、彼の心の内は闇の深い復讐心で支配されていようものだが、デニムたちと出会った時の会話からはドス黒い感情は伝わってこないところにある種、違和感を感じた
決して兄の行った行為を許してはいないことに変わりないが、自分の悲劇的な運命をまるっと飲み込み、どこか人生を達観したかのような立ち振る舞い、それに至るまでにどんな外的・内的要因で彼の心の持ちようが変化していったのか、大変興味深いこととはなるが、彼の紹介文に書かれているように、一切語られることはない
ここからは私の独自解釈となるが、ヴァレリア島に訪れる前に、私たちが住む日本のような国がタクティクスオウガの世界にあり、ハボリムが偶然その国に落ち延びたというストーリー
そこでは、盲目の身でも十分に戦えるクラスとして目される、ソードマスターの鍛錬の場があり、目が見えないというディスアドバンテージをできるだけ低減させるために、精神の修行も剣術(刀術)と合わせて行われていた
ハボリムも復讐を果たすため、ソードマスター道場の門下生として修行の道に励むことになるが、その太刀筋からハボリムが内面に秘めたるドス黒い復讐心というものが、ソードマスターの極みに到達するための障害になっていることを、彼の師匠たる人物から見透かされ、ハボリムが師匠に彼の人生の真実を吐露し、それを踏まえ師匠より極端で突出した復讐心は自らの身をも滅ぼしかねないと諭され、感情のコントロールを行う術も身につけたのではないだろうか?
ネタバレとはなるが、エピローグではデニム達と一緒に戦うことで、自分の内面に存在していた闇が晴れていったようなセリフがあるが、私にはその前の段階でも心の整理がある程度ついていたのではないかと感じる
バールゼフォンへの復讐にのみ執着しているのであれば、ヴァレリア島の行末になど興味はないだろうし、直接実兄の絡まない戦いにわざわざ自分の命を晒してまで参戦する必要がないのに、デニム率いる騎士団に加入し仲間として戦うことはないだろうから
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