【更新履歴】12/30 アイ・オー・データ機器 HNSSD-1P5追加
2021年11月に購入したPlayStation5ですが、当時の発売モデルでは内蔵ストレージが1TB未満の825GBになっています。そして、実際に利用できるのは667.2GBとなっています。
年々、ゲームソフトのゲームプレイに必要なデータ容量が増え続けているため、1TBすらない標準ストレージだけでは、将来遊びたいゲームソフトを購入したとしても、空き容量不足になってしまい、何か別のソフトを一旦削除しない限りプレーすることができない状況に陥ることもあるかもしれません。
そんな時に、大きな味方となってくれるのが、PS5のストレージ拡張機能として利用できるM.2 SSDストレージになります。
今回の記事では、PS5のストレージを増量するM.2 SSDストレージ(全てヒートシンク付きモデルを選定)でおすすめする10種類をご紹介します。
前半はアメリカ🇺🇸や韓国🇰🇷、台湾🇹🇼、日本🇯🇵企業の製品を掲載。
さらにページの後半では、自費で購入したM.2 SSDストレージのモデルと購入金額、実際にPS5本体に装着した結果をレポートしています。
M.2 SSDとは?
PCやコンシューマーゲーム機器にSSD(ソリッドステートドライブ)を接続する際のインターフェイス規格の1つでここ最近急速に利用が拡大しているものがM.2規格であり、この接続端子を持つ記憶装置をM.2 SSDと呼び、PlayStation 5にも対応し、取り付けが可能になっている
高速でデータ転送を行うことができるのが特長であり、ゲームソフトの保存の他、アプリケーション・動画や写真の保存など幅広い用途に使用されている
高速で動作するが故に、発熱することによる転送速度の低下リスクがあるため、SSD本体で発生した熱を外部に逃すためのヒートシンクが取り付けられているものを推奨
パフォーマンス指標
M.2 SSDストレージのパフォーマンス指標としては、以下のものが挙げられる
- 保存しているゲームデータをいかに速くロードできるかの高速化処理(一般的にいう読み取り速度)
- ゲームデータの総書き込み容量(一般的にいうTBW=Tera Byte Written)
SSDに保存されているゲームデータの読み込み速度は、総じて1秒あたり最大7,300MBあたりのスペック表記にはなっている。
しかしながら、実際のパフォーマンスは、ハードウェアとソフトウェアの構成によって最大パフォーマンスを発揮することができないケースもある。
メーカー公式の製品情報のスペック表記で、PCとPlayStation 5でのおよそのパフォーマンス数値をちゃんと区別して記載しているところもあり、PS5では大体6,300-6,400MB/秒とおよそ1,000MB程度低い性能数値となっている
SSDには寿命があり、それはSSDへの書き込みできるデータの最大容量(Terabyte Written)としてスペック表記される
Web上でTBWについて記述されている複数のページを読み込んだが、寿命を迎えたSSDにおいては、以後書き込みや保存しているゲームデータに対して、エラーを起こす可能性が出てくると記載されたページもあるが、詳しく知りたい場合は各自でネット上の信頼性の高いサイト情報を参照されたし
本ページにおいては、容量の多い製品であれば、それだけTBWの値も大きくなり、寿命も長くなるとだけ表記しておく
PS5に取り付けできるM.2 SSDストレージ
これまでに販売中の商品一覧。全てヒートシンク付きモデル
メーカー | 型番 | 容量 | TBW |
---|---|---|---|
Western Digital | SN850X | 1TB、2TB | 600TB |
ADATA | LEGEND 960 MAX | 1TB、2TB、4TB | 3,120TB |
XPG | GAMMIX S70 BLADE | 1TB、2TB | 5,920TB |
Samsung | 980PRO | 1TB、2TB | 600TB |
Seagate | FireCuda 530 | 1TB、2TB、4TB | 5,100TB |
Nextorage | NEM-PA | 1TB、2TB | 記載なし |
Logitec | LMD-PS5M | 1TB、2TB | 記載なし |
エレコム | ESD-IPS | 1TB、2TB | 記載なし |
東芝LEトレーディング | TLD-M7A | 1TB、2TB、4TB | 700TB |
アイ・オー・データ機器 | HNSSD-1P5 | 1TB、2TB | 記載なし |
Amazonでの販売価格
こちらでは、M.2 SSDストレージ一覧で紹介した製品毎に、Amazonでの販売価格(2022/12/30時点)をご紹介します。
🇺🇸 Western Digital SN850X
ウエスタンデジタル社は1970年にアメリカで設立された、HDDやフラッシュメモリー等製品製造メーカーで、最大7,300 MB/秒 という圧倒的なスピードで、トップレベルのパフォーマンスを発揮し、ロード時間を大幅に短縮できるヒートシンク搭載のSN850Xは優れた放熱性を発揮し、激しいゲームセッションでも最高の パフォーマンスを維持する
読み取り速度 | 書き込み上限量 |
---|---|
最大7,300 MB/秒 (PC、PS5の区別表記なし) | 600TB |
- 1TB → 19,320円
- 2TB → 30,480円
🇹🇼 ADATA LEGEND 960 MAX
台湾に本社を置くメモリメーカーであるADATA Technology社が提供するM.2 SSDの特徴として、対流設計を慎重に分析することで、独自のLEGEND 960 MAX冷却フィンを提供することに成功、SSDの温度を40%と大幅に低減
また、システム起動やデータキャッシュのためのSLC キャッシング と DRAM キャッシュバッファを搭載しており、よりスムーズなマルチタスクを実現します。
読み取り速度 | 書き込み上限量 |
---|---|
最大6,400MB/秒(PS5) | 3,120TB |
- 1TB → 12,850円
- 2TB → 在庫なく非表示
- 4TB → 在庫なく非表示
🇹🇼 XPG GAMMIX S70 BLADE
XPGは一つ前で紹介したADATAが、ゲーマーやeスポーツ選手に高性能な製品を提供することを目的として設立したゲーミングデバイスブランドであり、S70 BLADEのアルミニウム製ヒートシンクにより発熱量を20%程度低減するとされています
読み取り速度 | 書き込み上限量 |
---|---|
最大6,300MB/秒(PS5) | 5,920TB |
- 1TB - 13,280円 → 13,500円
- 2TB - 26,532円 → 26,300円
🇰🇷 Samsung 980PRO
サムスン電子は韓国が世界に誇る電子製品・電子部品の製造メーカーであり、ハイパフォーマンスを誇る980PROは自社製のSSDコントローラーを搭載、SSD本体裏面まで覆うアルミ製ヒートシンクが付いているモデルである
読み取り速度 | 書き込み上限量 |
---|---|
最大7,000 MB/秒 (PC、PS5の区別表記なし) | 600TB |
- 1TB - 19,990円 → 18,181円
- 2TB - 35,333円 → 29,300円
🇺🇸 Seagate FireCuda 530
Seagateはアメリカに本社を置く世界的なHDD製造メーカーとなり、FireCuda530は長時間のゲームプレイの酷使にも耐え得る耐久性を有し、放熱技術の分野のリーダーであるEKWBと独自のヒートシンクを共同開発
読み取り速度 | 書き込み上限量 |
---|---|
最大7,300 MB/秒 (PC、PS5の区別表記なし) | 5,100TB |
- 1TB - 19,500 円 → 18,491円
- 2TB - 39,999円 → 34,145円
- 4TB - 114,927円 → 90,980円
🇯🇵 Nextorage NEM-PA
Nextorageは、ソニーストレージメディアソリューションズ社100%出資の元で発足したメモリーとストレージ事業に特化した日本の製造メーカーで、NEM-PAは5年間の製品保証付きであり、アルミ製のヒートシンクには、熱放射性の高い黒アルマイトを施して放熱構造を最適化
読み取り速度 | 書き込み上限量 |
---|---|
最大7,300 MB/秒 (PC、PS5の区別表記なし) | 記載なし |
- 1TB - 22,800円 → 15,500円
- 2TB - 43,800円 → 27,980円
🇯🇵 Logitec LMD-PS5M
Logitecは、エレコムの100%子会社である日本のコンピューター周辺機器製造メーカーであり、LMD-PS5Mは長野県伊那市にある工場で製造。放熱効果を最大化するため表面積を多く取れるようヒートシンクの構造を最適化
読み取り速度 | 書き込み上限量 |
---|---|
最大6,100MB/秒(PS5) | 記載なし |
- 1TB - 14,480円
- 2TB - 24,800円
🇯🇵 エレコム ESD-IPS
エレコム株式会社は、大阪市中央区に本社を置くコンピューター周辺機器製造メーカーで、ESD-IPSではPS5™にSSDを取り付けるために必要な専用ドライバーが付属している
読み取り速度 | 書き込み上限量 |
---|---|
最大6,100MB/秒(PS5) | 記載なし |
- 1TB - 36,080円 → 25,542円
- 2TB - 65,780円 → 38,449円
🇯🇵 東芝LEトレーディング TLD-M7A
東芝エルイートレーディング株式会社は、東芝ライフスタイルグループの電機メーカー、卸売業を営んでおり、TLD-M7Aは高いパフォーマンスを発揮するための6つのテクノロジーを採用
読み取り速度 | 書き込み上限量 |
---|---|
最大7,000 MB/秒 (PC、PS5の区別表記なし) | 700TB |
- 1TB → 15,980円
- 2TB → 39,800円
- 4TB → 79,800円
🇯🇵 アイ・オー・データ機器 HNSSD-1P5
株式会社アイ・オー・データ機器は、石川県金沢市に本社がある日本の企業で、デジタル家電周辺機器の製造・販売業を営んでおり、HNSSD-P5シリーズはヒートシンク一体型で、初心者でも安心のイラスト付き接続ガイドを添付しており、安心の5年保証つき
読み取り速度 | 書き込み上限量 |
---|---|
最大7,700 MB/秒(PCの場合) | 700TB |
- 1TB → 20,000円
- 2TB → 40,200円
自費で購入したM.2 SSDストレージ
上の一覧表の中より、自費で購入したサムスンのM.2 SSDストレージをご紹介。
購入金額
19,980円
購入店
AmazonのブラックフライデーSALE期間中の特別価格として、1TBモデルが20,000円を切っていた為、お得に買えました。
セールが終了した12月8日現在で、23,717円での販売となっています。
本製品を購入した経緯
PlayStation5の購入抽選に当たったあと、すぐにM.2 SSDストレージの購入を決めました。その時は、検索して最初に見つけたSeagateのFireCudaの500GBモデルをAmazonで18,320円で購入しました。
しかし、その後すぐにちょうどブラックフライデーSALE期間中だったこともあり、他のM.2 SSDストレージの存在を知ることになり、よくよく調べたところ、先に購入した500GBモデルの金額に数百円だけ加算すれば、倍の容量を有するサムスンの1TBモデルを購入できることが分かり、急遽Seagateのストレージをキャンセルし、買い直しました。
PS5本体に装着後の情報
ネット上の情報を参考に、PS5本体にM.2 SSDストレージを装着後、フォーマットを行った後にストレージを確認すると、正常にM.2 SSDストレージを認識、1TBの追加ストレージを得ることができました。