2022年11月11日に発売予定の【タクティクスオウガ リボーン】は、2010年に発売された『タクティクスオウガ 運命の輪』がベースとなっていると報じられていますが、私の手元で、運命の輪版を現役で遊べる環境があるため、そのアドバンテージを活かして、新旧の画面比較を行い、気になった点も紹介しようと思います。
編成画面編
まずは、デニム率いる騎士団の全ユニットの一覧画面から比較します。
騎士団所属ユニット一覧
ここからは、1枚ずつ見てみたいと思います。
比較しての印象として、まずはっきりしたのは、キャラクターや背景の高解像度化になります。編成画面の背景を見ても、前作はアイボリーの壁に、所々煤けがついているように見える一方で、今作では壁の表面に微妙な凹凸の加工がされているような印象を受けました。
- 画面中央にいる各キャラクターの左下に属性(エレメント)アイコンが表示
- ハートマークで表すライフの表示がなくなった
- 左下のキャラクターのアップ画像の傍に表示される所属騎士団の旗が大きくなった
- 左下のキャラクターのアップ画像の傍に表示されているキャラクター名の右に属性が表示
- 左下のキャラクター名の上に、盾のようなアイコンが表示
- 騎士団レベル(Union Level)というものが右下に表示
- 選択カーソルが、指から鳥の羽根に変わった
単体ユニット詳細
次に、騎士団所属のユニット単体の詳細画面について、比較します。
今作と前作のユニット詳細画面を1枚ずつ見ていきます。
- 画面中央上のキャラクターの左に属性アイコンが表示されるようになった
- ハートマークで表すライフの表示がなくなった
- 左端の各種メニューが1個増えていた
- 所有しているアイテム、セットされているスキル、必殺技がアイコンで表示
- アライメントの表示欄の横に盾のようなアイコンが表示
- ベースパラメータが消え、カレントパラメータのみ表示
- タクティカルポイントの表示が消えた
編成画面での比較から、個人的に気になった・疑問に思ったところをまとめてみたいと思います。
TP(タクティカルポイント)の表示が消えており、廃止されたかどうかが気になるところです。スキルの中には、TPを使うもの(ルーンフェンサーのコンバートMPなど)や必殺技の命中率補正にも影響があったので、そちらも含めて廃止になっているかもしれません。
ライフがなくなっていることから、敵ユニットに倒され、ユニットが戦場から撤退してしまうまでのカウントダウンまでに蘇生できなかった場合、該当するユニットは消滅(ロスト)してしまうように変更になったのかもしれませんね。
キャラクターそれぞれに生まれながらのエレメントが付与されているのは、運命の輪版よりも前に発売されたオリジナル版にあった要素でしたので、新要素ではなく復活した格好となります。
カットシーン編
次に、キャラクターたちの交流が描かれるカットシーンで比較していきます。
CHAPTER1 『ヴァレリア島の紛争』より
今作と前作の同一カットシーンを1枚ずつ見ていきます。
CHAPTER1 『英雄としての役割』より
今作と前作の同一カットシーンを1枚ずつ見ていきます。
CHAPTER2 『ライム炎上』より
今作と前作の同一カットシーンを1枚ずつ見ていきます。
また、セリフの端に配置されているキャラクターのアップ画像もより明るさが強調されているようにも見えます。
セリフの吹き出しの大きさに比べて、テキストの大きさが小さくなっていることも気づきました。携帯機(PSP、PS Vita)向けであった前作は小さな画面の中で遊ぶことから、視認性を高めるために、文字を大き目にしていて、今作は据え置きゲーム機向けということもあり、テキストのサイズを控えめにしたかもしれません。
ランスロットとタルタロスの戦闘シーンでは、民家の窓から漏れ出ている灯火の明かり、モザイク模様の屋根、石畳の石1つ、きちんと高解像度で描かれていることも分かりました。
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